最高の人生をあなたと
bunkamura ル シネマで4日から公開されている映画「最高の人生をあなたと」が話題。イザベラ・ロッセリーニが演じるヒロイン、メアリ-は60歳手前にして、「老い」を感じはじめる。しかし、夫のアダム(ウィリアム・ハート)は、まだまだ自分は若いつもり…
その二人のギャップも悲しくもおかしい。
メアリーは自分の老いを感じてから、「老い」を受け入れ、前向きで素敵な女性を目指す。その姿はアンチエイジングで無理しすぎ?という女性から見ると、逆に自然光のように輝いてうつるだろう。アンチエイジングではなく
ウィズエイジングという言葉を思い出させる。
夫を愛することも自分の魅力
また、このメアリーのかわいいところは、「老後」という第2の人生でも最愛の夫アダムと人生をともに楽しもうとするところ。アダムは自分はまだまだ若いつもりの60代。老いを受け入れはじめたメアリーに「君といると年齢を感じる」などとひどいことを言うものの、2人は深いところでしっかり結ばれていて…。と、年齢を重ねなければわからない愛の重さや女性の魅力であふれている映画だ。
愛する人を愛し続けるという簡単なようで難しい課題も、素敵に年齢を重ねることで、自分の魅力に変えられるかもしれない。この「ウィズエイジング」少し見直してみてはどうだろうか。

映画 最高の人生をあなたと 公式サイト
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