「マイサイズ」シリーズ、「ボンカレー」に迫る勢い
日経トレンディネットによると、大塚食品から8月23日に発売された、100kcalのおかずと、150kcalのごはんからなるレトルト食品「マイサイズ」シリーズが、当初計画の数倍の売上個数で、同社の超ロングセラーヒット商品「ボンカレー」の6割に上る勢いで人気だという。
消費者のニーズに対応した「マイサイズ」シリーズ
同社によると、定食屋に行ったとき、「少なめで」と注文しているビジネスマンの姿をよくみかけたことから、年配の方には通常の食事の量では多すぎるということに気付き、「ちょうどいい」量のレトルト食品を販売したいと思ったことが商品企画のきっかけだったという。
従来のレトルト食品の量は、食の細くなった高齢者などは、一回の食事では食べきれないため、マイサイズシリーズでは、麻婆丼が120g、それ以外の5種が150gに設定されており、価格もリーズナブルだ。
主な購買層は50代以上の男女だが、20~40代の女性にも人気が高く、組み合わせ次第でもう一品サラダやヨーグルトなどを安心して食べられるとの声が多いという。量もカロリーも手軽にコントロールできるため、年末年始で暴飲暴食が続くこれからの時期に、ますます活躍するのではないだろうか。

大塚食品-
http://www.otsukafoods.co.jp/日経トレンディネット-
http://trendy.nikkeibp.co.jp/