ストレスがたまると、肌が荒れる、は本当だった
ストレスが肌には良くない、そう言われてきたが、その科学的根拠が明らかにされた。これは、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスで研究・生産などの技術的な部分を担うポーラ化成株式会社による研究によって明らかにされた。
ストレスがたまると、脳の交感神経が活発になり、ストレスホルモンが分泌される。自律神経の働きやホルモンバランスが崩れる事によって、リンパや血液のめぐりが悪くなり、肌に充分な栄養や酸素が回らなくなる事も肌荒れの原因と言われてきた。
(画像はニュースリリースより)
ストレスがコラーゲンを減少させていた!
今回、研究でストレスにより放出される神経伝達物質「サブスタンスP」が、真皮のコラーゲンを減少させる事が発見された。つまり、ストレスが原因でコラーゲンが減少し、肌の弾力性の低下やくすみの原因になっているのだ。
同時に、「サブスタンスP」による真皮ダメージを抑制する効果がある素材も報告された。それは、ハスの胚芽から抽出されたエキス『ロータスエキス』だ。ハスは生命維持能力が高く、特に胚芽には発芽に必要となる栄養素や成分が濃縮して蓄積されている為だと考えられる。
心理ストレスが美肌を維持する為に良くない事はわかっても、日常生活上ストレスを全く感じずにいるようにするのは難しい。2014年秋に発売される商品に、『ロータスエキス』が活用されたものが出来上がる予定だという。商品の発売を楽しみにしたい。

株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
ニュースリリース
http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20140702_a.pdf