女性の美を応援する美容食品の増加
昨今、女性の美容に対する意識が高まり、化粧品の他に、サプリメントやスティックゼリー、菓子類など、さまざまな美容食品が開発・販売されるようになった。このような、「内外美容戦略」に力を入れる会社が増えてきているようである。
(この写真はイメージです)
美容食品の市場分析調査
総合企画センター大阪が行った美容食品の市場分析調査は、最終的に、健康食品をサプリメント、スティックゼリー、菓子、加工食品に分け、美白、美肌、冷え改善、老化防止などの効果・目的別の調査・分析をしている。そして、今後の拡大が見込まれる成分についての調査など、さまざまな視点にたって調査・分析をおこなったようだ。
これは、企業の商品開発や販売面での戦略の調査結果をもとに実施したようである。
美容食品の開発と販売の実態
各社の商品開発、販売の現状は、以下のようになっている。
◆企業の美容食品の開発
女性のさまざまな美容ニーズにより、美容食品の開発はサプリメントやスティックゼリー、菓子類にまで広がりつつある。コラーゲンやプラセンタなどの美肌成分を中心にして、レスベラトロールなどの老化防止成分を使った開発が主にされている。また、独自の成分開発をしている会社も見られ、ポーラのブランノールや森永製菓のパセノールなど、成分も多様化しつつある。
◆企業の販売戦略
販売においては、通信販売や薬系ルートで主に取り扱われている。各社では、カウンセリングによって、化粧品と美容食品を併用するようすすめる、「内外美容戦略」に力を注いでいる。
美容食品市場は、これらの「内外美容」や「アンチエイジング意識」などの広がりの中で、成長し続けているようである。2012年度は、サプリメント分野が中心となり、成長を見せる結果となったようだ。

2013年 美容食品の市場分析調査
http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr110130107