30代前後の女性の『女性の色に関する意識』を調査
株式会社小学館が運営する小学館女性インサイト研究所(東京都千代田区)は、昨年2013年12月1日から12月17日の間、インターネットを利用して『女性の色に関する意識調査』を実施した。
(画像は小学館女性インサイト研究所ホームページより)
今回調査対象としたのは、30代前後の女性をターゲットにした同社発行女性ファッション誌『AneCan』読者100名、及び、『AneCan』読者モデルユニット「AneLADY100」メンバー10名、合計110名ということ。
調査目的として、同社発行『AneCan』購読者層の女性がどのような色を好み、どのように取り入れているのかという点と、読者モデルである「AneLADY100」が、実際にファッション小物やグッズをどのように取り入れているのか、その実践術を知るためであったとのことである。
好きな色第1位はピンク!が、モノトーンも支持を集める
最初に、調査対象者に「好きな色(複数回答可)」を尋ねたところ
(画像はニュースリリースより)
第1位はピンクが選ばれた。その理由として、「女性らしい」「華やか」「明るい」などが調査回答者から寄せられたとのこと。
次に、黒・白のベーシックカラーが選ばれた。調査回答者によれば、「何にでも合わせやすい」「シーンやトレンドに左右されない」などを理由としてあげているという。
女性に好まれるピンクカラーであっても、30代前後の女性にとっては、あくまでもオシャレのエッセンスの1つで、部分的に取り入れることで、彼女たちが「大人の甘さ」を表現していることが明らかになった。
トレンドよりも「自分の好きな色」に重点を置いて選ぶ
そして、「洋服を購入する際」と「普段持ち歩くもの」の2つの場合において、何を基準に選ぶのか問うたところ(複数回答可)、
(画像はニュースリリースより)
まず「洋服を購入する際」については、「好きな色を選ぶ」「自分に合うと思う色を選ぶ」との回答が、それぞれ84%、83%と高い水準になった。
また「普段持ち歩くもの(例えば、携帯電話やスマホ、手帳、デジタルカメラなど)を購入する際」では、「好きな色を選ぶ」が84%となる反面、「自分に合うと思う色」は47%、「季節に合わせた色を選ぶ」「流行の色を選ぶ」という回答が10%以下となっており、日常使用するものに関しては、ファッションのように「トレンドを反映させる」ことよりも、「自分の好きな色に重点を置いて選ぶ」傾向が強いことがうかがえます。
「AneLADY100」メンバーの「色の取り入れ方」実践術
読者モデルユニット「AneLADY100」メンバー10名の「色の取り入れ方」をみると、「ベーシックカラーのコーディネートの中に、自分の好きな色の小物を差し色として合わせる」「普段着がベーシックカラーが多いので、差し色に濃い色でパンチを効かせている」などと回答しているとのこと。
この点からも、『AneCan』読者と同様に、読者モデルである「AneLADY100」メンバー10名も、洋服などファッションではベーシックカラーを中心に、普段使うバッグや靴などではアクセントカラーをコーディネートしているという傾向が判明した。
次回は、調査結果の後半部分について紹介します。

小学館 女性インサイト研究所 公式ホームページ(PC)
http://www.insightlab.jp/pc/小学館 女性インサイト研究所 ニュースリリース
http://prtimes.jp/d9135-20140110-3813.pdf