テンションをあげるための色選びをしている!?
今回は、『女性の色に関する意識調査』についての調査結果の後半を紹介します。
調査対象となったの30代前後の女性・合計110名に、今度は「ファッションや普段持ち歩くものなどを選ぶ時、『色』はどの程度、重要なのか」を尋ねたところ、
(画像はニュースリリースより)
調査回答者の94%の女性が、ファッションや普段持ち歩くものなどを選ぶ時に、「色」が「非常に重要」「重要である」と回答した。また、「色はあなたの感情に影響を与えるか」という問いでは、
(画像はニュースリリースより)
「自分の持ち物や洋服の色が、感情に影響を与える」と回答した者は、調査回答者の女性の88%となった。
その理由として、例えば「赤いルージュは、肌の白さを際立たせてくれる」「白いトップスは顔周りを明るく見せてくれる」「ピンクは女の子らしい印象にしてくれる」など、色彩の持つ視覚的効果について回答しているものがあった。
回答として、「好きな色のものを使用しているとテンションがあがる」「明るい気分になりたい時は、明るい色を身につけるようにしている」など、自身の心理的な状態を良くするためにも、ファッションや身の回り品の色選びについて、重心していることが調査回答から判明した。
「AneLADY100」メンバーの「色使い」実践術
読者モデルユニット「AneLADY100」メンバーの「色使い」を見てみると、「明るい気分になりたい時は、ピンク・赤・オレンジなど暖色系を使う」「暗い色ばかりだと運気が下がるという話を聞いたので、明るいカラーの洋服も着るようにした」「小物はピンクや赤など派手めな色にして、小物を見るたびにテンションがあがるようにしている」と、テンションをあげる時には、暖色系の色を取り入れているとのこと。
また一方で、「気分を落ち着かせたい時は、青や緑など寒色系を取り入れる」「インテリアは落ち着いた雰囲気になるように、ホワイトやブラウンを基調にしている」「部屋に観葉植物などグリーンを置くことでリラックスできるようにしている」と、リラックスしたい時には寒色系の色を使っているという。
「好きな色」が「似合う色」とは限らない!
今回の調査結果を踏まえて考えてみると、必ずしも「好きな色」が自分に「似合う色」とは限らないことが判明した。
調査回答者のうち、「好きな色」を選んだ理由をあげてもらうと、「肌の色が白いのでパステルカラーの服が好き」「顔が濃くきつい印象に思われることが多いので、淡いサーモンピンクや水色を取り入れている」など、自身の肌色や顔の特徴に基づいた回答は1割だとのこと。
しかしながら、調査回答者の中には、自分自身の「パーソナルカラー」を診断し、自分に似合う色の服装やメーク(アイシャドウ、リップなど)を選んでいる者もいたという。
また、自分に「似合う色」を知っているからこそ、小物やネイルなど、その時々の気分に合わせてチャレンジできる部分では「好きな色」を取り入れているという意見もあったという。
この結果について、小学館女性インサイト研究所の嶋野智紀所長は
ただ“かわいい”と見られたいというマインドからは卒業しつつある。他人からの「見た目」への効果とは別に、自分の「気持ち」への効果も「色」選びに期待している。特に、テンションをあげる、前向きな方向へのスイッチに、「色」を活用しています(ニュースリリースより引用)
と分析している。

小学館 女性インサイト研究所 公式ホームページ(PC)
http://www.insightlab.jp/pc/小学館 女性インサイト研究所 ニュースリリース
http://prtimes.jp/d9135-20140110-3813.pdf