シャネルの色鮮やかな芸術的なコレクション
世界的に有名なシャネル (CHANEL)は、フランスのグラン パレで「2014年春夏プレタポルテコレクション」を開催した。グラン パレは、パリ万博の主要な会場として建築された。コレクション会場を、ユニークな美しいアートギャラリーへ変えたのは、アーティスティックのディレクター「カール・ラガーフェルド」だ。印象に残る、すばらしい芸術作品の数々は、ゲストたちの注目を集めた。
コレクションのモチーフは、「ファッションと芸術の一体化」だ。ホワイトやブラックなどのブランドを象徴するカラーを軸として、さらに取り入れられたピンクは女性らしさを表現し、また人気のあるブルーは、少女のもつ無邪気さを感じさせる。さらにグリーンやイエローなど、色鮮やかなカラーが取り入れられていた。
(CHANELより)
多種多様な素材を用いたアイテム
シルクやナイロンなどから作られるオーガンザや、レース、プラスチック繊維や、やわらかい印象の、シフォンのリボンなどから制作された、シャネルの基本的な厚手で素朴な印象のツイード。また切り裂き加工などの素材も取り入れられている。さらに、シリコンでのレースのプリントや、レッチニット、パール刺繍、レザーなどさまざまな素材を用いて作られた、一つの芸術作品のようなアイテムの数々を見せた。
そして3ピース以上からのアイテムによるスーツは、今回のコレクションの特徴だ。またサイドにスリットをいれて、セクシーに仕上げられたロングスカートや、シルエットを目立たせるような、多少ゆとりのあるシフトドレスなど、フレッシュな春の訪れを、アート的に多彩なカラーで表現したコレクションとなった。

CHANEL
http://www.chanel.com/ja_JP/fashion/collections