サルヴァトーレ フェラガモ、アカデミー賞受賞監督のF1映画衣装デザインを担当

1927年、イタリア・フィレンツェで靴ブランドとしてスタートし、いまや当たり前のファッションシューズとなったウエッジ・ヒールやフラットフォーム・ソールなど、ファッション史に残る数々のデザインを世に送り出してきた「Salvatore Ferragamo」（サルヴァトーレ フェラガモ）。現在はレディス、メンズのプレタポルテもスタートし、バッグや財布、香水なども取り扱うトータルハイファッションブランドとして、各界から高い評価を受けている。

そんなサルヴァトーレ フェラガモが、アカデミー賞の受賞経験をもつ名監督ロン・ハワード氏の新作映画「ラッシュ／プライドと友情」（原題：RUSH）の衣装デザインを手がけたことが分かった。

（画像はサルヴァトーレ フェラガモ Facebookページより）

「ラッシュ／プライドと友情」は、フォーミュラ1の黄金時代といわれる1976年の実話に基づいた作品。時代を駆け抜けた伝説の2人のドライバー、ニキ・ラウダとジェームス・ハントに焦点を当て、迫力のある人間ドラマを描き切っている。

この作品のなかで、サルヴァトーレ フェラガモは、中心人物となるニキ・ラウダと彼の妻であるマルレーヌの衣装デザインを担当したとのこと。同ブランドのマッシミリアーノ・ジョルネッティ　クリエイティブディレクターは、冷静で厳格な完璧主義者であり、確固たる意志をもったスポーツマンとしてのニキ・ラウダの性格が衣装からも伝わるように工夫したと語っている。

70年代という時代背景を踏まえたうえで、グレンチェックのジャケットなどを使用し、シャープなシルエットの洗練されたスタイルを生み出している。マルレーヌの凛としたマニッシュなコーディネートスタイルや、一見シンプルでありながら計算され尽くした優美さを放つドレスも美しい。

映画「ラッシュ／プライドと友情」（配給：ギャガ）は2014年2月7日、TOHOシネマズ日劇ほか全国の映画館で公開予定となっている。熱いヒューマンドラマのストーリーとともに、時代のエレガンスが感じられる衣装にもぜひ注目を。




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映画「ラッシュ／プライドと友情」公式サイト
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