海と砂漠の美しさや、生き物をモチーフにしたコレクション
ミナ ぺルホネンは、「2014年春夏コレクション」を開催した。広大な海と広大な砂漠の、類似的な美しさをモチーフにしている。きれいなブルー系やオレンジ系、またグリーン系などの異なるカラーを用いることで、砂漠と海のそれぞれの美しさを表現している。
パイルジャカードは光沢があり、原料である亜麻の繊維織物の布地に施されている。また海と砂漠に加えて、空想の中の植物や、鳥や美しい海に生息している珊瑚(さんご)などの生き物などもモチーフにしている。
ドレスには、めずらしく幾何学的な模様も取り入れられている。また手書きの渡り鳥のデザインは、とても愛らしい温かさを感じさせた。そして多彩なカラーの糸が巻かれているボビンがたくさん描かれている、ユニークなデザインなど、デザイナーのこだわりが感じられた。
(ミナ ぺルホネンより)
ミナ ぺルホネンについて
(Minagawa Akira)皆川明氏が、すでに1995年に創立していたブランド名を「ミナ ぺルホネン」と改名して、2003年にブランドをスタートさせた。ウィメンズのウェアを中心に展開している、日本のファッションブランドだ。皆川明氏は、1967年東京出身。特にフィンランドなどの北欧のライフスタイルやデザインに興味を示す。1989年文化服装学院を卒業した。
2004年に、パリコレクションに参加した。その後も実績を積み、2012年には、東京スカイツリーのユニフォームのデザインを扱った。2013年に、レペットとコラボでのシューズを発表した。ミナ ぺルホネンのアイテムは、プリントや色の使い方など不思議な温かい優しさを感じさせる。

ミナ ぺルホネン
http://www.mina-perhonen.jp/