「尊敬できない『ダメ靴』の先輩」後輩のシビアな視線
今回は、「働く女性の仕事場での靴事情」についての意識・実態調査結果の後半を紹介します。
『ダメ靴』の判断基準を「汚れ」と「ヒール」に置いている20代から30代の若手社員に、このような『ダメ靴』を履いている先輩女性社員に対して、どう感じるか尋ねたところ、『ダメ靴』を履いている先輩女性社員に対して、回答した若手社員の8割が「イメージダウン」と感じています。
(画像はトレンド総研プレスリリースより)
具体的に、どこが「イメージダウン」と感じるのかとの問いには、7割以上の人が「がさつな人」「仕事はできても、女性としては残念」と答え、6割以上の人が「だらしない」「幻滅する・がっかりする」と答えています。
さらには、回答者の3割が「尊敬できなくなる」とまで感じていて、本人が気づいていない部分についても、若手社員は見ていることがわかる調査結果となっています。
「尊敬される先輩」になるポイントは「見た目」
イメージコンサルタントの福島由美氏によると、
「人間のイメージ(印象)は、55%がファッションやヘアスタイル、表情、立ち居振る舞いなどの「視覚」で形成されています」
(トレンド総研プレスリリースより引用)
と語っており、クール・ビズなど、職場の服装が自由化されていく傾向の中で、若手社員から「できる先輩」と思われる女性社員は、自分の個性と職場に合った服装、その2つをうまく両立させ、ファッションを楽しんでいます。
「カッコイイ」と感じる一番わかりやすい部分が、「見た目」の部分であるファッションの部分で、どんなに仕事ができる先輩であっても、古い服やボロボロの靴を身につけていては、若手社員には受け入れられにくい様子だと思われます。
靴について言えば、「先輩女性社員」と言われる30代から40代の女性社員の皆さんには、シンプルでもていねいに手入れがされ、足がきれいに見える5cmから7cm程度のヒールがあるパンプスが、周囲に良い印象を与えます。
職場にふさわしく、かつ、個性が感じられる服装をして仕事をする姿こそ、20代から30代の若手社員から「尊敬できる先輩」と思われることでしょう。
例えば、長時間履いても疲れにくい「Cole Haan(コール ハーン)」や、履きやすさと美しさを兼ね備えた「BALLY(バリー)」のパンプスなど、いかがでしょうか。

トレンド総研のプレスリリース
http://www.trendsoken.com/market/m20131111.pdf