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株式会社ポーラは11日、「ニッポン美肌県グランプリ2013」の結果を発表、日本一美しい肌をもつ県であるグランプリには、島根県が選ばれた。これは全国47都道府県で、2012年10月1日から2013年9月30日までの1年間に収集した女性の肌データの分析結果に基づいているという。
対象となったのは、全国の「ポーラ ザ ビューティ」店頭、およびポーラのお店、ポーラレディにて、細胞レベルで科学的に分析する「ポーラ アベックス・アイ」のスキンチェックを受けた、のべ698,591人。
この膨大な肌データを都道府県別に集計し、「角層細胞が整っている」「シワができにくい」「シミができにくい」「ニキビができにくい」「肌がうるおっている」「キメが整っている」の6部門でチェックし、得点化した。部門合計値から偏差値を算出し、総合結果と各部門の順位を決定したという。
(画像はプレスリリースより)
グランプリに選ばれた島根県は、各部門で総合的な強さを見せ、美肌偏差値71.5を獲得。昨年に引き続きの1位となり、V2を達成した。背景には、水蒸気密度が全国9位と高く、日照時間は全国11位と短いなど、美肌を保ちやすい環境条件がそろっていること、また生活習慣・体調アンケートで、喫煙率が全国でもっとも低いことが判明しており、そうしたライフスタイルの傾向があるとみられている。
北陸・東北南部が台頭!四国勢の健闘も目立つ結果に
2位には石川県がランクイン。すべての部門でトップ10内と安定した強さを発揮し、美肌偏差値69.3で、昨年の22位から大幅ランクアップを果たした。同じ北陸地方である富山県も4位にランクインしており、北陸地方の強さが光る。
また、5位に山形県、6位に宮城県がランクインし、東北南部の台頭も目立つ結果となっている。これは、2012年から2013年の異常気象の影響が考えられ、2012年秋には、北海道や東北・北陸地方の気温が例年より高く、夏から秋にかけての冷え込みが緩やかで、通常よりも秋の乾燥が進みにくかったことなどがある。
そのほか、今年の傾向としては、四国勢が上位にランクイン。3位の高知県を筆頭に、香川県が8位、愛媛県が10位と健闘した。年間を通じて温暖で、空気中の水分量も高い傾向にあるため、肌状態を良好に保ちやすい環境があるとみられている。
今回の調査全体を通じ、ポーラでは、肌のうるおいや、角層細胞の生まれ変わりに大いに関係する「水蒸気密度」の状態が近年変化し、地球温暖化の影響などから、今まで乾燥しがちだった東日本、北陸、東北南部でもうるおいが保ちやすくなり、うるおいラインが北上していると指摘している。
一方で、日本列島の日照時間は大幅に上昇し、シワやシミなどエイジングサインを生む紫外線による肌ダメージのリスクは著しい増加傾向にあり、とくに太平洋側・内陸部で大きな影響があらわれてきているとの分析も行っている。
(画像はプレスリリースより)
また、日本列島の特徴と肌状態を地域別に分析してまとめると、大きく5つに分類できるとし、それぞれの特徴も紹介した。「日本海側・北」エリアでは、角層状態・うるおい・小ジワ(以下「項目A」)が悪い傾向、シミやシワの原因である紫外線ダメージ(以下「項目B」)は少ない傾向にあるといい、以下「太平洋側・北」エリアでは、項目Aは悪い傾向、項目Bはやや多い傾向、「内陸部」エリアでは項目Aが悪い傾向、項目Bも多い傾向に、「日本海側・南」エリアは、項目Aで良い傾向、項目Bが少ない傾向、「太平洋側・南」エリアでは、項目Aが良い傾向、項目Bで多い傾向にあるとされている。
あなたの生活エリアをチェックして、毎日のケアにも活かしてみて。

株式会社ポーラ プレスリリース
http://www.pola.co.jp/company/pressrelease/pdf/ポーラ ニッポン美肌県グランプリ2013
http://www.pola.co.jp/special/bihadaken/