先輩女性社員の『靴』、若手の約4割がチェック
トレンド総研(東京都渋谷区)はこのたび、20代から30代の職に就いている男女500名を対象に、「働く女性の仕事場での靴事情」についての意識・実態調査をおこないました。その結果について、前編・後編と2回に分けて紹介します。
(画像はトレンド総研プレスリリースより)
最初に、「先輩女性のオフィスでのファッションは、その人の印象を左右すると思いますか?」との問いには、回答者の8割が「印象を左右する」と答えて、続いて、「先輩女性の服や靴が気になることはありますか」との問いには、「服」の約6割に次いで「靴」が約4割が「気になる」と答えています。
回答者の男女別で見ると、「服」に関しては男性の約5割、女性の約6割が、「靴」に関しては男性の約3割、女性の約5割が「気になることがある」と答えています。
『ダメ靴』の判断基準は「汚れ」と「ヒール」
それでは、20代から30代の若手社員は、先輩女性社員の「靴」のどこを気にしているのでしょうか。
この問いに対し、「靴の手入れがされていない」「歩くときのヒールの音が大きい」という答えが多く、場面別では「階段の上り下り」「横をすれ違う」「更衣室や下足箱」と、何気ない場所で「見た目」や「音」に気づくことが多いのです。
また、オフィスファッションとして適切な靴・不適切な靴を、その種類で問いかけたところ、「適切な靴」とした靴の種類のうち7割強の人が「パンプス」をあげ、次点になった「フラットシューズ」の倍の支持を集めました。そして「不適切な靴」としては、約6割の人が「サンダル」、5割の人が「ブーツ」をあげています。
しかしながら、「パンプス」を履いていても、「全体的に汚れている靴」「ヒールのかかと部分がつぶれている靴」の両方について、若手社員の8割強の人が『ダメ靴』だと答えています。
同時に、「足にあっていない靴を履いているので、歩き方が崩れている」「ヒールの音がうるさい」など、靴の見た目だけでなくその履き方についても、若手社員は見ている傾向にあるようです。
次回は、調査結果の後半部分について紹介します。

トレンド総研 プレスリリース
http://www.trendsoken.com/market/m20131111.pdf