ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターに起用と発表
LVMHモエ・ヘネシー・ルイヴィトングループの中核ブランドである「LOUIS VUITTON」(ルイ・ヴィトン)は、新しいウィメンズコレクションのアーティスティック・ディレクターにNicolas Ghesquiere(ニコラ・ゲスキエール)を起用すると発表した。
ルイ・ヴィトンは、16年間にわたりMarc Jacobs(マーク・ジェイコブス)がそのアーティスティック・ディレクターを務めてきていたが、2014年春夏コレクション発表直後に退任。後任人事に世界の注目が集まっていた。
(画像は公式Facebookページより公開写真)
バレンシアガを去り、後任決定かとのうわさも
ニコラ・ゲスキエールは1971年フランス生まれのファッションデザイナー。15歳のころから「agnes b.」(アニエス ベー)等のブランドでインターンとして働くなど、早くからそのたぐいまれなる才能を開花させてきた。
その後「Jean Paul GAULTIER」(ジャン・ポール・ゴルチエ)のデザインアシスタントとして経験を積み、1997年からは「BALENCIAGA」(バレンシアガ)のクリエイティブ・ディレクターに就任。2000年のVHI・ヴォーグファッション・アワードでアバンギャルド・デザイナー・オブ・ザ・イヤーなど数々の賞も受賞し、今日まで同ブランドのクリエイションを牽引してきた実績をもつ。
彼がバレンシアガを去ったことから、マークの後任としてルイ・ヴィトンに迎えられるのでは、とのうわさも飛び交っていたが、今回の正式発表により、その起用が現実のものとなったかたちだ。
ニコラ・ゲスキエールは2014年3月に発表される2014-15秋冬コレクションで、自身による初のルイ・ヴィトン ウィメンズコレクションを披露することとなる。

LOUIS VUITTON
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