ブランドの改名を皮肉?
フランスのハイファッションブランド「サンローラン(SAINT LAURENT)」は、パロディTシャツを販売したパリのセレクトショップ「コレット(Colette)」にビジネス終了の通達を行った。
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このパロディTシャツは、「イヴの存在しないサンローランなんて(Ain't Laurent Without Yves)」というロゴをフィーチャーしており、昨年、イヴ・サンローランはエディ・スリマンのディレクター就任後、一部プレタポルテラインの名称を「イヴ・サンローラン」から「サンローラン パリ」に改名したことから作成されたものと思われる。
15年間のビジネスを終了
サンローランとコレットの間には、15年間のビジネスがあったが、コレットがパロディTシャツの販売を行ったため、ビジネス終了に至ったようだ。また、サンローランはコレットの2014年リゾート及び春夏コレクションのオーダー、卸価格で総額10万1191ユーロ(約1335万7200円)をキャンセルした。
コレットのマネージャーは「セレクトショップは、販売する商品を自由に選ぶ権利がある」と主張している。
サンローランのパロディTシャツを販売しているセレクトショップは他にもあるが、現在の時点で、ビジネス終了の通達を受けたのはコレットのみのようだ。

サンローラン 公式サイト
http://www.yslb.jp/