白髪は染めて「隠す」から「いたわる」へ
このたび、白髪を気にする全国の40代~60代の一般女性の中から、ヘアカラートリートメント使用者435名(各年代145名)と未使用者186名(各年代62名)の、合計621人を対象に、アンケート調査を実施。購入理由や、期待度および満足度など、全部で9項目の調査ポイントによって、ヘアカラートリートメントの使用実態が明らかになった。
調査を行ったのは、「株式会社総合企画センター大阪(大阪市西区、代表:川原 喜治)」で、調査結果の詳しい詳細は、【TPC消費者調査レポートNo.185『ヘアカラートリートメントの購入・使用実態とニーズ探索調査』―ヘアカラートリートメントの可能性と課題を探る―「A4判カラーコピー製本約114頁+CD-ROM版」】として、2013年10月25日に発売されている。
今回、明らかにされた調査内容によると、購入理由として「トリートメント効果」「髪にやさしい」「イヤな臭いがしない・少ない」など、白髪を隠す染毛剤としてはもちろん、手触りや香りといった副次的な側面にユーザーの購入意識が向いている事が伺える。
(*画像はイメージです)
超高齢化社会でさらに高まる需要
同調査では、ヘアカラートリートメントの使用経験者のおよそ8割が、「その他の白髪染め・ケア」を併用しているという実態も明らかになった。美容室での白髪染め・ケアを時間や費用などの問題から、一定のサイクルで利用できないことに加え、その他の方法で白髪染め・ケアを行うまでのつなぎとして利用しているという。
さらにヘアトリートメント利用経験者の半数は今後の使用も望んでいると答え、またそのうちの7割以上が、ヘアカラートリートメントをベースとした白髪染め・ケアを望む結果に。また、「今後ヘアカラートリートメントに期待すること」の問いには、白髪染めの効果に加え、使い勝手の良さや、髪・頭皮への「やさしさ」といった答えが多く、それらのことからも、髪の毛の補修効果や、安心感のもてる商品、また、頭髪・頭皮の安全性などを重視する傾向が強く見られた。
さらに、同調査では、超高齢化による需要の高まりが予測される中、多くの企業が参入する白髪染め・ケア市場における「ヘアカラートリートメント」の可能性と課題を提示。
美容室で白髪染めをする手段に加え、ヘアカラートリートメントをはじめとする、ホームカラーの需要が高まる現状において、多くのヘアカラートリートメント商品が量販店に並ぶ中、消費者のニーズとさらなる期待、さらに関連企業の課題が提示される内容となった。

「DreamNews」
http://www.dreamnews.jp/「ヘアカラートリートメントの購入・使用実態とニーズ探索調査」
http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/cr210130233「株式会社総合企画センター大阪」
http://tpc-cop.co.jp/