「マクミラン/イセタン」として新しく
株式会社三越伊勢丹ホールディングスは18日、長年伊勢丹の象徴として、ブランドアイコンとして愛されてきた「タータン」を10月30日よりリニューアルすると発表した。
ショッピングバッグを始め、“伊勢丹といえば”でだれもが思い浮かべる、あのタータンチェック模様は、1958年頃に新宿店のティーンエイジャーショップがショッピングバッグに導入したことから始まったそうで、それ以降、伊勢丹全体の代名詞として使用されるようになったという。それ以来使い続けられてきたものということで、約55年ぶりのリニューアルになる。
(画像はプレスリリースより)
正式にスコットランド・タータン登記所からの登録も
これまで伊勢丹が使用してきたタータン柄は、「マクミラン/アンシェント」の色と柄をアレンジしたもの。長年にわたって日本におけるタータンのプロモーションに貢献した実績が評価され、昨年11月には、スコットランド・タータン協会による、タータン・アワード6部門のなかのパッケージ部門「Best use of tartan in packaging」を受賞した。
今回、原点を大切にしながら、新しい未来へと歩み始めるために、あらためて布地を織り、オリジナルの「マクミラン/イセタン」として新タータン柄を生み出した。この新柄は、全世界のタータンを一括統制している、スコットランド・タータン登記所にも正式登録されたという。
リニューアル後はこの新タータンが、ショッピングバッグはもちろん、企画商品などにも用いられ、のれんやCIロゴとともに、伊勢丹をあらわすブランディングツールのひとつとして活用されてゆくこととなるそうだ。
リニューアルを記念し、10月30日より、新宿本館1階のザ・ステージにて、「ワタシノタカラバコ」と題したイベントを開催。さまざまな企画商品を販売するほか、あわせて全館で多彩なタータン企画「ISETAN TARTAN」を実施する予定としている。

三越伊勢丹ホールディングス プレスリリース
http://www.imhds.co.jp/ir/pdf/