水商売の異性はレベルが上？

　一時期“二股男”が世間を騒がせていたけど、ほとぼりが冷めると二股男に同情する声もちらほら聞こえてきたような昨今。「二股くらいでそんなに騒がなくても…」「相手の女も売名行為に使ってる」「二股やってるヤツなんてほかにいくらでもいるし」などなど。
一般人でも二股、三股する人もいるんだから、タレントや俳優などの有名人はなおさら可能性が高いだろう。そして、有名人と同等かそれ以上に二股疑惑のイメージが強いのが、水商売の男。つまり夜間接待店やバー、クラブを経営していたり、ホストとして生計をたててる男性ですね。
もちろん、人によって事情は異なると思うけど、「水商売の男」って聞いただけで、「その人大丈夫なの？」って気にはなる。実際、女性とそうなる確率も、一般の男性より高いからだ。

それと同じで、水商売の女もそうなのか？
ワタシ自身のことを言うなら、水商売の経験はゼロ。アルバイトもしたことがない（水商売に見られることはなぜかたまーにありますが　笑）。なので、詳しいことは分からないが、あえてイメージだけで言わせてもらうなら、男にすれてる感じは拭えない。それと同時に、お金にシビアで、女として非常にたくましくもある。逆に「水商売したことあるよ、ワタシ」といった方が、女性として魅力的なのでは？と思ったこともある。元カノが水商売で働いてた、という男とつきあったこともあるが、そんな時、なぜかその元カノに自分が負けてる気がしてならなかったし。

　よく銀座ナンバーワンホステス、とか小悪魔●●、とかを売りにしてる恋愛ノウハウとかあるじゃないか。ああいった類のハウツー本が出版されることからも、水商売経験の女性のテクニックは世間の需要があるのだろう。が、ある程度進んだら恋愛にテクニックなんて通用しないし、特殊な立場からの意見で価値感が偏っている嫌いもある。
　水商売をしている男女は、それなりに異性関係に長けているかもしれない。が、本質的にはそれが恋愛力につながっていたり、人間の魅力につながるわけじゃないと思う。もちろん魅力的な人物もいるだろうけど、それは別のことをしてても魅力があるんだろうし。
　水商売とは読んで字のごとく、水のようにとどまることなく、流れ続けるもの。そう、世間の人気や時代に左右される不安定なもの。あえて言うなら、そこで闘い続けるのが、水商売に生きる人たちの魅力なのかもしれない。




『恋のレベルはテクニックに非ず』





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