アジア市場で展開中の20代ターゲットのコスメブランド
資生堂は6月21日、グローバル市場における戦略商品として位置づける「グローバルメガブランド」の一つで、現在アジア市場で販売しているスキンケア、メーキャップブランド「Za」(ジーエー)を、2012年9月より順次、日本市場で販売開始することを発表した。
「Za」は、20代をターゲットとし、現在8つの国と地域で展開、アジア、日本市場を一体と捉えたマステージマーケティングを展開していくという。導入初年度はバラエティーショップを中心に約300店で展開。ベトナム工場、台湾工場で生産し、輸入はエトバス、販売はエテュセ(ともに100%子会社)を通じて行うとしている。
スケールメリットを生かし成長性と収益性の確保を図る
「Za」の日本市場への導入は、資生堂が推し進める「グローバルメガブランド戦略」の中で、マステージ領域の3つのブランド(Za、専科、TSUBAKI)を日本の低価格市場とアジアマステージ市場を一体と捉えスケールメリットを生かした展開により成長性と収益性の確保を図るもの。アジアから展開を始めた「Za」を日本市場へ導入することにより、日本の低価格市場への対応を強化し、新規顧客の獲得と売上拡大を目指す。
日本への導入に際しては、現販売地区で人気の商品をセレクトした通常の売場に加え、店頭でのプロモーション什器の設置、都市部での交通広告など、ターゲット世代へ向けたプロモーション活動を実施。また、モデルには、現在の広告同様、長谷川 潤さん、ダビカ・ホーンさん(タイ)、エマ・ペイさん(中国)の3名を起用するという。

資生堂 ニュースリリース
http://group.shiseido.co.jp/releimg/2038-j.pdfZa-cosmetics.com(English)
http://www.za-cosmetics.com/english/