見た目を良くして就職活動
現在、豊胸や二重まぶたといったあらゆる美容整形手術が、中国の若者の間で人気を集めている。それらを促す主な理由は、過度の就職に関わるプレッシャーや高い美の基準であると、研究者のスー氏は答えている。
「学生達は外見が良いほうが厳しい雇用状況の中で、就職できるチャンスが増える上に、自分達の自信を高めることになると信じています。」
また多くの親達も、そういった整形手術が競争率の激しい求人市場の中で、子供達の自信を増やすことになると信じているようだ。
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今後も増え続ける美容整形
この夏、北京の整形手術市場の最大80パーセントは、高校生や大学生で成り立っていると、中国日報は、医療整形外科と美容協会の調査をもとに報じている。美容協会は今後、数年のうちに90パーセントにまで上昇するだろうと予想している。
美容整形外科のチョン医師によれば、夏休みが始まって以来、学生の患者は著しく増えているのだという。夏休みや冬休み中に整形外科を訪れる学生の数は、過去2年で学校のある時期に比べると10倍にもなるそうだ。
北京にある日中友好医院の整形外科は、この夏ほとんど患者がいない普通の日に、一日10人もの学生患者を診察しているそうだ。中でも一番多いのが、二重まぶた手術や鼻の整形であるが、豊胸手術やレーザー治療もまた人気になりつつある。

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