多くの企業が売上げを伸ばす中で日本の低迷が顕著
WWD.comでは、世界の化粧品会社の2010年売上げトップ100中、トップ25を紹介している。集計の対象は、フレグランス、メーク、スキンケア、サンケア、ヘアケア、デオドラント、セルライト、シェイビング商品で、固形石けん、カミソリ、歯磨き、食品、ダイエット食品、医薬品、ビタミン剤、洗剤は含まない。対ドルレート換算は2010年平均としている。
記事では、83社が売上げを伸ばし、39社は2桁成長となった。15社が収益を減らし、その内日本が7社で、消費マインドの継続的な低迷が顕著と指摘している。
ロレアル、P&G、ユニリーバがベスト3
売上げの順位(1-25位)は、
ロレアル、プロクター・アンド・ギャンブル、ユニリーバ、エスティローダー、資生堂、エイボン、バイヤスドルフ、花王、ジョンソン・エンド・ジョンソン、シャネル、LVMHモエ・ヘネシー・ルイ ヴィトン、コティ、ヘンケル、ナチュラ・コスメティコス、メリーケイ、アモーレパシフィックグループ、イヴ・ロシェグループ、リミテッド・ブランズ、オリフレーム・コスメティックス、アルティコア、コーセー、ポーラ・オルビス ホールディングス、ピュイグ、アルバートカルバー、エリザベスアーデン。
1位のロレアルは、世界130カ国で販売されており、日本での展開ブランドは、<ラグジュアリ プロダクツ>として、「ランコム」「ヘレナ ルビンスタイン」「キールズ」 「シュウ ウエムラ」「ジョルジオ アルマーニ」「 ラルフ ローレン」「ディーゼル」、<プロフェッショナル プロダクツ>として、「ロレアル プロフェッショナル」「ケラスターゼ」「アレクサンドル ドゥ パリ」、<コンシューマー プロダクツ>として、「ロレアル パリ」「メイベリン ニューヨーク」「CCBパリ」、<アクティブ コスメティックス>として「ラ ロッシュ ポゼ」「スキンシューティカルズ」。いずれも強固なブランドイメージを築いており、牙城はゆるがない。
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