食材に気を使う
最近の健康ブームで食材に対する意識が非常に高くなってきました。ファットフリー、アルコールフリー、シュガーレス、塩分控えめなど、含有する成分をカットしたり、削減したりしている商品がたくさんあります。直接体内に取り込むものには、気を使いたいという人が多いのです。そのような中、アメリカでは、グルテンフリーの食品がたくさん販売されています。
グルテンとは
グルテンは、小麦、大麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種です。小麦粉を練っていると粘りがでてきますが、これがグルテンです。うどんの歯ごたえはグルテンからきています。
グルテンを摂取できない人も
食材にバリエーションを与えてくれるグルテンですが、グルテンに対してアレルギーを持っている人や、セリアック病を引き起こすことがありますセリアック病の患者がグルテンを含有する食物などを摂取すると、グルテンのヒトの消化酵素では分解できないペプチド鎖の部分が小腸の上皮組織内に取り込まれ、これに対する抗原抗体反応が起こって小腸内に広範な炎症を生じる自己免疫疾患です。
グルテンフリーであることが明記されていたら、このような疾病を持つ人にとってとても便利で、安心して健康的な食事がとれます。日本でも早くこのような表示のある商品が店舗に並ぶことが望まれます。

Healthy & Green Living “Going Gluten-Free?”
http://www.care2.com/greenliving/going-gluten-free.html