コラーゲン配合に物申す

コラーゲンは、人間の体のたんぱく質の約30％を占める重要な成分です。豚足やふかひれなどには多くのコラーゲンが含まれており、料理にして摂取することも多いです。最近の化粧品にはコラーゲン配合の商品も非常に売れています。

コラーゲン摂取をもくろむ女性たちにとっては、耳の痛い研究結果が発表されました。複数の科学者は、コラーゲン配合の化粧品を肌に塗ってもあまり効果はないと言ったのです。つまり、ローションや化粧水に含まれるコラーゲン分子が非常に大きいため、ごくわずかな量しか皮膚の中に浸透しません。結局、洗顔で取れてしまいます。
一方、化粧品会社側は、コラーゲンが皮膚の上に乗っているだけでも、皮膚を滑らかにする効果があると、一定の効果を主張しています。

一体、どちらが正しいのか判断できませんが、肌に浸透させ、内側から効果があるものではなく、肌の表面にのせて、保湿力を高めるものであるという認識で、コラーゲン入り化粧品を考えるべきときがきたのかもしれません。



daily mail online　“Wrinkle reducing collagen creams 'are a waste of money', say scientists”
http://www.dailymail.co.uk/femail/beauty/article-1347679/Wrinkle-reducing-collagen-creams-waste-money-say-scientists.html