
答えは「冷めたおにぎり」。日経ウーマンオンラインでは、「きれいになる・健康になる」ための最新情報をクイズ形式で紹介している。
「難消化性でんぷん」が脂肪燃焼を促進
温かいご飯になくて、冷めたご飯にある健康成分が「難消化性でんぷん」。炊く前の米の中ではでんぷんは固まった状態だが、加熱すると結合が解かれ、それが冷えると再び結合し、難消化性でんぷんになる。それが脂肪の燃焼を促進するという。
「でんぷん」というと、肥満のもととして敬遠されがちだが、「難消化性」という消化されにくいでんぷんに変化することで、腸の中で食物繊維のような働きをするという。
以下、日経ウーマンより引用。
「難消化性でんぷん」は普通のでんぷんと違い、胃で消化されにくく、小腸で吸収されずに大腸まで届くのが特徴。腸内細菌の餌となり、「酪酸」「酢酸」「プロピオン酸」という成分に分解される。酪酸は、腸の細胞のエネルギー源となり、細胞のターンオーバーを促進し、腸を若返らせる作用があり、プロピオン酸には、脂肪の燃焼を促す作用があることも確認されている。
また、冷めたご飯は、温かいご飯と比べ、血糖値を上げにくいことがわかっている。これも難消化性でんぷんの働きによるものだ。「冷たい」か「温かい」かで大きく違ってくる「ご飯」。ダイエットや血糖値に悩んでいる人は、こういう小さなことから気をつけてみてはどうだろうか。

日経ウーマンオンライン-
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