睡眠不足の肌への影響、考えた事ある?
「睡眠不足は、お肌に悪い」、そう言われてはきたが、実際にどのような状態になるのかの、肌測定による実証が行われた。これは株式会社ポーラが、30代から50代の女性12名を対象に、睡眠が肌に及ぼす影響を調べた結果だ。
睡眠時間が短いと、睡眠不足で体調が思わしくないのに、さらに化粧のノリが悪く、テンションが下がってしまう、そんな事はないだろうか?「睡眠不足は、お肌に悪い」とわかっていても、実際どのようになっているのか、考えた事がある人は少ないだろう。
(画像はニュースリリースより)
1日の睡眠不足でも、朝の肌状態は大きく違う!
今回の実証で、6時間睡眠と3時間睡眠の朝の肌状態を調査している。睡眠時間が短い3時間睡眠の朝の方が、肌に「つやがない」、「くすんでいる」、「乾いている」、「ザラついている」と答えた人の割合が高くなっている。
実際に、下頬の水分蒸散量を測定してみると、3時間睡眠の朝の方が水分蒸散量が多い事がわかった。これは、睡眠不足によって、肌のバリア機能が低下し、水分蒸散が促進され、肌が乾燥している、という事だ。
頬のキメを同様の睡眠時間で、睡眠前と後を測定した検証でも、3時間睡眠では肌のキメの状態が悪くなり、6時間睡眠では睡眠前よりも肌のキメが回復している事がわかった。たった1日の睡眠でも、かなりの差が出ている。
肌の透明感を保つ為には、しっかり睡眠をとる事が必要だと、日々の積み重ねを意識して生活する必要がありそうだ。

株式会社ポーラ ニュースリリース
http://www.pola.co.jp/