広島には旗艦店、各地へリアル店舗を着実に拡大
スウェーデンのアパレルメーカーである、ヘネス・アンド・マウリッツ(Hennes&Mauritz AB,)が展開するファストファッションブランド、「H&M」(エイチ・アンド・エム)。現在世界各国に約2000の店舗をもつといわれているが、日本国内でも着実に店舗数を増やしている。
2013年秋には、浜松と鹿児島に新たに出店を決めたという。すでに、広島に旗艦店が設けられること、新潟や栃木に初出店店舗をオープンさせることが発表されており、これらと合わせると、新たに6店舗のオープンで、日本国内店は合計35店舗となる見込みだ。
(公式サイトより参考画像)
近くECサイトも実現するかも?!
新たにオープンが発表された浜松は、東京駅構内にある国内最小店舗「H&M TOKYO STATION」に次ぐ小規模店舗だそうで、1フロアにウィメンズ、メンズ、アクセサリーを展開するという。一方の鹿児島店は、イオンモールへの出店で、キッズアイテムも取り扱われるものとなるそうだ。今後もさまざまな規模での店舗展開を積極的に進めていく方針といい、国内店舗数はさらに増える可能性が高い。
一方で、H&Mといえば、人気ファストファッションブランドでありながら、国内ECサイトがないことでも有名だ。唯一、限定コレクション発売時にのみ、「ZOZOTOWN」にポップアップショップというかたちで出店し、オンライン販売を行っている。自社ECサイト登場への要望も高いところだが、実現の可能性はないのだろうか。
日本よりも早く、2000年に初進出し店舗をオープンさせた米国では、上陸13年目となった今年、ついにECに参入したことが話題となった。日本では、今のところ検討段階であり、あくまでリアル店舗の拡大が主要路線だが、自社でのEC参入実現も可能性がゼロというわけではないようだ。

H&M
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