26年ぶりの明青学園
上杉和也、達也、浅倉南、その名前を聞くだけで、切ない気持ちになるのは70年代生まれの大人たち。
かつて空前のラブコメブームを巻き起こしたマンガ「タッチ」(81年~86年 週刊少年サンデー掲載)の明青学園を舞台にしたあだち充氏の新作「mix」(「ゲッサン」小学館)6月号は異例の売れ行きを示した。
その人気を受けて、ゲッサン7月号では「MIX」1,2話が復刻する。「MIX」は明青学園野球部で活躍する兄弟を描く。まるでタッチを彷彿させるようだ。
(まんたんウェブ)
かつての「タッチ」があるから
「MIX」はかつての「タッチファン」の多くが手をとったことであろう。
「タッチ」のスポーツ根性とお色気とコメディが混ざりあったその展開にワクワクしながら「週刊サンデー」を買った世代だ。
そして何よりもヒロイン「浅倉南」が爆発的な人気を得たことも忘れられない。
性格は前向きで気丈、他人の世話を焼くのが大好きな上杉兄弟の幼馴染だ。
料理上手でしっかりもの、自らも新体操部でエースとして活躍する。
あれから30年が過ぎた今でも「理想の女性」と公言する著名人(明石家さんま等)は多い。
浅倉南にあるのは、人前で泣かずに弱さもみせない「ひたむきな姿勢」。
そこにグッとくるのは何も男性ばかりではないはずだ。
【kazumit】

まんたんウェブ
http://mantan-web.jp/2012/06/11/20120610dog00m200038000c.html小学館 ゲッサン
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