肥満大国での挑戦
アメリカ合衆国は肥満の人が非常に多い国です。カロリーが高い食べ物を日常的に摂取するうえ、運動量も少ないため、太る人が多いのです。ミシェル・オバマ大統領夫人は、肥満防止運動を推奨しています。
ウォルマートの対策
アメリカの大手小売業者であるウォルマートでは、このミシェル夫人の運動に協力することを発表しました。販売する加工食品について、塩分の25%カット、糖分の10%カットに加え、トランス脂肪酸の使用をしないそうです。
トランス脂肪酸とは、構造中にトランス型の二重結合を持つ不飽和脂肪酸のことで、天然の植物油にはほとんど含まれず、マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングなどに含まれます。多量に摂取するとLDLコレステロールを増加させ心臓関連の疾病になう可能性が高いといわれているものです。
日本でも肥満防止を
外食や中食で、気になるのは、やはり塩分や糖分です。自分で調整できないので、困ります。塩分糖分や身体に悪い成分の使用をしていない商品であれば、安心して購入することができます。日本でもこのような運動がはじまると、糖尿病などの疾病で食事制限のある人、ダイエットをしている人などにとって、非常に有用な商品となります。

Walmart Press "Walmart Launches Major Initiative to Make Food Healthier and Healthier Food More Affordable"
http://walmartstores.com/pressroom/news/10514.aspx